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第11回タバコフリー学会において発表しました

11月3日に第11回 日本タバコフリー学会学術大会が松山市の人間環境大学松山キャンパスにおいて開催され、当事務所の藤原唯人弁護士が「若年層に向けた禁煙PRの切り口について」というテーマで発表を行いました。

藤原弁護士は第4次兵庫県受動喫煙防止対策検討委員会の委員に就任しているところ、ここで取り組みたいことのひとつとして、若年層を喫煙者にしないということがあります。
受動喫煙はセクハラやパワハラと同様、人間関係の中で生じる重大な人権侵害であり看過できない問題である一方、喫煙者がゼロになれば自動的に解決するという点、解決手段が簡単明瞭な問題でもあります。
ならば新規参入を防ぐこと=若年層を喫煙者にしないことがもっとも効果的であると考えました。

その観点から、若年層の関心事として挙げられる、進学、就職、恋愛、結婚といった事柄において、喫煙することがこれらにおいて不利に扱われることをデータをもって示し、これらこそ県内の若年層にPRするべきことであると立論しました。

当日は、会場になった大学の学生も多数参加していました。その中には看護師や保健師を目指す学生も多数いたところ、将来禁煙指導をするにあたり示唆的な情報を得られたと、大きな関心を持っていただくことができました。